『心地よいだけの恋など、ほんとうにあるものなのか、わたしは知らない。』
『終わった恋を、それでよかったのだと思えるまでには、長い時間がかかる。
苦しさから逃れるために、これでよいのだと理を説いて自分を納得させようとしても、嵐のように乱れた心は、そんなことでは痛みを消してはくれない。
理が意味を持つのは、情が冷めてからだ。
情が冷めていくまでは、いかに頭でわかっていても、心も身体も、消えていく恋を必死に追いつづけて悶え、泣きつづける。
・・・・
心というものが、ほんとうに血を流して痛むものなのだと---息をしても、なにをしても痛むものなのだと、そのとき思い知った。』
(上橋菜穂子著“獣の奏者 外伝 刹那” より)
恋は本当に怖いものだと思う。
押井守監督も言ってるけど、恋は人を破壊する。
上橋さんも、同じように思ってるのね。
確かに、ふわふわに幸せだけの恋なんて、恋とは言えないと思う。
心が徹底的に壊されて、身体も壊れていく。。
甘いもんじゃない。
でも・・・
そこから励まされて勇気を得て、何か新しいものが生み出されたり、げいじゅつさくひんが出来上がったりすることも多々あるので、恋は人間の生きる目的(エネルギー)にもなるのか。ま、いろいろ皆さんありますわ。。(笑)
それにしても。
最近思うのは、男って結婚して子どもができて生活が安定してくると、つまらなくなってくるものか?と。昔の方が魅力的だったな。フン。