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1/21/2010

+ 昭和の子ども

私は昭和は30年代後半に生まれました。
今思うと、その時代に生まれて本当によかったと思っています。

生まれた頃にはもうそろそろ太平洋戦争の傷跡は薄く、モノが出始めたころで、TVっ子でしたし、CMの商品をねだることもできたし、おこづかいで好きなおやつを買うこともできた。『マグマ大使』『ジャングル大帝レオ』『リボンの騎士』など、今思うと私は手塚アニメで育ったようなものだし、『ドラエモン』の初期の漫画は小学校の頃読んだ覚えもある。自宅近くでは遊び仲間がたくさんいて、缶ケリしたり、ガキ大将が作った基地に招かれたり(笑)、夏は蝉取り(男の子はカブトムシ)、冬はみんなで縄跳び・ゴム跳び、おしくらまんじゅうをよくやった。田舎で自然に囲まれた場所だったから遊びに事欠くことなく、豊かな思い出がいっぱいで、幸せだったと心から暖かい思いに浸ることができる。

もう一つ、戦後の昭和に生まれてよかったと思うこと。
それは音楽に対する感性が柔軟でいられること。
何かというと。。

うちの両親は昭和でも戦前生まれ、しかも田舎育ちなので、いわゆる歌謡曲や演歌のたぐいは受け入れるけど、ロックの感性を持ち合わせていない。厳密に言うと彼等の世代の中でもロックに目覚めて今やロックじいさんになっている人もいるけれど、そういう人達は都会に生まれて都会に育ち、若い頃ロックが身近にあった人達だ。けれど、田舎ではまだまだロックが身近ではなかった。若い頃ロックの感性に目覚めなかった世代は、今マイケル・ジャクソンが世界中の人に受け入れられている事実が理解できないでいる。これは感性の問題で、いくらこちらが説明しても理解できるものじゃない。

そういうのって、かわいそうだな、と思う。損してるな、とも思う。私はいい音楽ならどんな音楽でもいい、と思う感性を持っていると思ってる。演歌でもいい演歌は大好きだし、クラシックでも、POPでもロックでも、いい音楽はみんな好き。だから、マイケル・ジャクソンが理解できないのはもったいない話だと思う。かわいそうだとも思う。

それを思うと、昭和30年代の子どもで本当によかったと思う。
今の子どもが持てない幸せな子ども時代を送ることができたことと、いろんなモノ文化に晒されたこと。感謝せずにはいられない。

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