この前、”森のようちえん”という子どもの保育形態の指導者養成講座に参加してきました。ずっと前からやりたいと思っていたので、雪で困る前に。。(笑)
”森のようちえん”を長年主催されてきた方を講師に迎えてお話を伺いました。その方は元々の職業が写真家だそうですが、今や子ども相手の保育事業をされているので、全く畑違いの中で経験を積まれてきたということみたいです。(ですけど、子どもを観察する目・洞察力は鋭く深いものがありました。)
おもしろかったのは、私が以前子ども英語の先生を指導する有名な指導者の方が子どもについてあることを話していたんですが、それと同じようなことをこの方が話されていたことです。畑違いであっても、どちらもさすがに子どものエキスパートだな、と納得。多分、保育の専門書にも書いてあることでしょうが、どちらの方も直接子どもと接することでそのことを実感してらっしゃるなぁと思った次第。
帰りは駅までそこの地元で森のようちえんをされてる団体の方に車で送ってもらったんですが、 その方が車内で話されたこともおもしろかった。
その団体の森のようちえんを今年初めて開催するに当たって保育のプロの方(保育士だった方)を1名入ってもらおうか、と入ってもらったんだそうです。すると、その保育士の方は現行の保育園の考え方で凝り固まり、森で子どもを信じて自由に遊ばせる、ということに関してかなり懐疑的だったらしい。『こんな危険な場所でなぜ遊ばせるのか?』とか、『大人は本当に観てるだけでいいのか?』とか。森のようちえんの考え方としては、大人は森では基本的に子どもに対して手出ししないのが鉄則で、実施している最中は大人はほとんど子どもを観てるだけだそうです。なので、保育園の中では専門家である保育士であっても森のようちえんはそれとは全く違う世界だったようです。結局その方抜きでやっていこうということになったとか。
“専門家”が時には盲点になることもあります。
(ここで森のようちえんのことを少し。基本、子どもに任せて大人は観てるだけの森のようちえんですが、事前の下調べで危険な箇所をつぶさに把握したり、万が
一の為に大人は複数参加、大人が見えない所で遊ばないなど、安全策は必ずした上で実施します。全く未知の場所で遊ばせることはしません。)
この講座でいろいろ勉強になりましたが、感じたのは、今の保育学(?)って、大人目線の保育学を将来保育士になる生徒に勉強させ、”大人がいい”と思うカリキュラムを子どもに押し付けてない?と。で、保育士はその大人目線の項目に沿ったものからいろいろ行事を当てはめ、それをこなしてるだけ?とか。なんか、そう感じました。
森のようちえんは所謂保育の専門家じゃなくてもできるそうです。(^^)