最近、こんなことを思います。
よく、『億万長者になる方法』とかの本がありますけど、それに正直に従って億万長者になるとしますね。世間一般で言うところの”成功者”になったと。やった!でしょうね。
けど、その先のことを指南する本て、あると思います?
問題はそこからだと思うんです。
巨万の冨を得たら、そのお金をどうするか?
そこが一番問題だと思うんです、私。
例えば、確かフェアチャイルド家だったと思うけど(違ったらごめんあそばせ。)、あそこは今世界中で大問題になってる農業・化学の複合大企業モンサントに大口の寄付をしてるって聞いたことがあります。 モンサントは、食用の遺伝子組換え植物(GMO植物)とそれに合わせて使う農薬を一緒に売って大儲けをしている大企業。ちなみに、GMO飼料を2年間食べ続けたネズミはガンになる、と最近フランスの研究でわかったそうです。
例えば、有名歌手とか俳優とか、巨万の冨を得たセレブがお金をどう使うかわからないから、とりあえず自分がいいと思う環境系NGO団体に寄付しちゃったりしますよね。でも、それがあの調査捕鯨船をアタックするシーシェパードだったりしたら、どう思います? シーシェパードも一応環境系の団体なんですよ。シーシェパードにはとある有名な環境に配慮してる(ように見せてる?)企業も寄付してて、私はその会社の衣料がいいなぁと思ってたから心底がっかりしたもんです。
巨額の寄付はそのまま“力”になりますからね。悪気はなくても社会を悪い方向に向かせる力になります。いい方向だったらいいけどね。
ちょっと話が逸れますが、ハプスブルグ家ってあるでしょ。
その巨万な冨を作ったのが、あの女帝マリア・テレジアの夫・フランツ1世。マリア・テレジアは戦費でたくさんのお金を使っていたけど、事業を起こして上手にお金を作っていたフランツ1世は、マリア・テレジアを財政面で助けてあげていたそうです。でも、国の予算とハプスブルグ家の財産は分けていて、別口だったとか。だからよかったらしいです。これは現代の話じゃないので戦争の話はさておき、旦那さんがお金を作って奥さんを助けてあげていた、というのがいいですよね。巨万の冨の元がそういう形でできていた、というのが。
もう一個、お金をどう使うかで私が思ってるエピソード。
秀吉さん、いたでしょ。
あの人は、農民の出だから、小さい頃、若い頃は貧乏だった。
で、自分の才能であそこまで登りつめ、天下人にまでなった。
ま、いわば成り上がりですね。
秀吉さんの趣味って、金ぴかだったそうで。
思うのは、やっぱり若い頃貧乏だった人がいきなりお金を持つと、それをどう使うかわからなかったんじゃないかと思うんですよ。だから、金ぴかが一番!て思ったんじゃないかと。金ぴかこそ自分の力を見せつける手段だ、と。でも、成金趣味の金ぴかはみっともないと思います。ま、秀吉が侘び寂びの千利休を大事にしたという話は別口ですけど。
今、ふつうの人が事業でも投資でもいいけどそれが成功して巨万の冨を作ったとしますね。で、やっぱりそういう人達ってそのお金をどう使うか、わからないんじゃないかと思うんですよ。だって、巨万の冨を作ることが目的だったんだから、その目的が達成されたその先のことなんか絶対に考えてないんじゃないかと。あとは、その冨をどうしたら減らさないようにするか、そればかり考えることになる、と。
つまらない、と思いません?
聞いたことがあるんですが、今の金持ちはその資産が減るのが一番怖いらしいですね。みんな、びくびくしてるとか。
いいことに使いましょうよ。
みんなが幸せになれるようなお金の使い方をしましょうよ。
お金を独り占めにしていても、いいことないと思いますよ〜。