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10/23/2010

言葉・ことば・コトバ・Language...

ずっと軽井沢で出会ったこと・起こったこと等を書き続けてて恐縮なんですけど。
今回も、です。(爆)

軽井沢、よく外国の方とか、外国の方と結婚された方とその家族とか、そのお子さんとか、、、そういうインターナショナルな方がたくさんいました。で、そういう方たちを見て私が一番興味があったのが、二つの国の言葉で育っている子ども達はどんな風に言葉を獲得しているのか、です。

その子たちを継続してずっと観察するわけにはいかないので、出会ったその時にその様子を観察するしかなかったんですけど、おもしろかったです。結構勉強になったりして。。

ケースその1: 父英語をしゃべる人(国籍不明)、母日本人の間の子ども
(※この方たちはよく見かけた方たちなので・・・)
母国語は間違いなく英語なんだけど、なぜか英語をあまり聞いたことがないお父さん。友人がいるときも家族だけの時もいつも日本語。英語はたまに挨拶程度。けどおもしろかったのは、子どもは多分学校がアメリカンスクールで、しゃべる言葉はアメリカ英語。 お父さんが日本語で語りかけてもその子(12,3歳くらい)は英語をしゃべる。その子が日本語をしゃべってるところを見たことがなかった。お母さんはずっと日本語で通してる。家庭の中に入り込んで観察してわけじゃなかったので、家の中でどんな風に会話してるのかは謎ですが、父・日本語、母・日本語という環境で英語のほうが楽、というその子の言語環境って一体何?どういう風に育ててるんだろう?ちょっと不思議だった。

ケースその2:父英語をしゃべる人(国籍不明)、母日本人の子ども
子どもは女の子(多分一人っ子)で5~6歳。母はたまに英語で話すけど、話しかける言葉は日本語が多かった。娘が返す言葉は英語。アメリカ英語だと思う。この子は、日本語で母親に言葉を返すことはなかった。これは母親の普段の努力の賜物でしょう。母国語が日本語なんだから、英語をずっと通すのはきっと日本では大変だと思う。家の中では英語が主なんでしょうね。

ケースその3:母日本語も英語も完璧!と、英語しか話さない10代の娘達(でも日本語もわかる)
このお母さん(多分40代くらいの人)が興味深かった(なんて失礼ですが。) 。娘達には完璧な日本語で話しかけてる。娘達は日本語はわかるけど、話さない。で、その母が携帯で彼女の母親と話をしてるのが聞こえてきた。ちょっと驚いたのは、それがかなりこなれた感じの普段着の英語(native speakerでしょう)で話してたこと。日本語の完璧さを考えたら、普段着の英語はちょっと不思議だった。あれは普段、家では英語しかしゃべってない風だ。どういう環境で育ったんだろう?私が想像したのは、その母と携帯の向こうの祖母は日系1世とか2世組。で、その日母についてきていた娘達は日系3世。3世ぐらいになってくると、母国語が移民先の国の言葉になってくる。。と、こんな感じかな、と。それにしても、日系2世らしきその母は、誠に美しい日本語を話されていて、脱帽でした。

ケースその4:父英語をしゃべる人と4~5歳の子ども達
この子ども達、よかったです。日本人には日本語でしゃべるし、父親と兄弟とは英語でしゃべってた。ちゃんとその状況に応じて言語のスイッチを使ってるとこが、ご両親の努力の賜物よね、と思った。すっごく可愛い子どもたちだったな。(笑)

ケースその5:母日本人と4歳くらいの娘
お嬢ちゃんは顔見るとハーフっぽい感じだった。でも、流暢な日本語でしゃべってる。この歳のことを考えると、自分の意思で日本語をしゃべってるんじゃないだろう。日本語のほうが楽だから日本語をしゃべってる。日本語しか話さないのかなと思ってたら、何かの時ふっと"purple"と完璧な英語が口から出てきた。多分思うに。。母親といる時は日本語で通し、父親と話す時若しくは家では英語を話すのかも、と。だとしたら、これもご両親の努力の賜物でしょう。状況に応じて言語のスイッチを使い分けてるっていうのは。お父さんが一緒じゃなかったから、どういう言語環境でいるのか謎だったからはっきりしたことは言えないけど。

まだいろんな事例があって、ここで全部載せられないけど。
とにかく、おもしろい内緒の観察でした。

日本語と他の言語。両方覚えられるお子達はラッキーでしょう。でも、どっちも中途半端な教育しかせずに放置して子どもがきちんと母語を獲得できないまま大人になってしまったら、大変なことになります。思考するのは母語でやるらしいです。2つの言語を教えるのなら、覚悟を決めてどちらも念入りに注意深く教えないと。

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