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7/03/2010

+ アメリカと留学生 vs. 日本とALT

昔、アメリカに2度ほど留学していました。
アメリカって、ご存知のとおり世界中から大量の留学生を快く受け入れてる。
始め留学してちょっとしてから気づいたんですけど、あれはうまい商売してるよな~と、心から思いました。 

まず、留学生というのは、自国のお金(アメリカにとって外貨)を大量に持ち込みます。短期・長期留学に関わらず、彼等は(表向き)働きにアメリカに来ているのではないので、生活費やら学費やら持ち込んで、それを留学している地元にたくさん落としてくれる。で、雇用を奪う相手でなくお金を落としてくれる人達なので、アメリカ国内にいる人達にとって、嫌われている気配はあまりない。そりゃぁ、アメリカにとって留学生っていうのは、転じて雇用を奪う側にもなりかねない多少のリスクはありますが、才能のある人材がアメリカに留まってくれれば御の字だし。(現に、そのおかげで小学校から高校までの学力レベルがあまり高くなくても、アメリカの大学のレベルが高く保たれている、というのもあるらしい。。)

つまり、留学生の大量受け入れは儲かるってことです。しかも、これは貿易収支の中に組み入れられないから、アメリカが貿易赤字になってるとか言われていても、こっちで儲けてるから大した赤字ではなくなっているんです。(なんか、隠密産業みたいだな・・・。(笑) この前読んだドラッカーの本にもそのことが記してあったので、ちょっと嬉しかったのです。)

 次。

日本はもう20年くらい前から、アメリカ人の学生に日本国政府(若しくは地方自治体)が試験をして、Assistant Language Teacher(外国語指導助手)という身分を与えて来日させている。(政府のプログラムは“JETプログラム”という。)母国アメリカで教育に関する専門教育を受けているわけでもない、語学教育の資格があるわけでもない、ただテストの点数が高かったのと英語をしゃべるというだけの、ただのアメリカ人だ。(まぁ、中には優秀な人もたまにはいるけど。)語学教師としては、まるでダメ。実際、一緒に小学校で活動したことがあるけど、あいつら、あかん。使えん。

そういうぼんくらな奴等にですね、うちの市がやっていることは、非常に高額な報酬を与え、しかも、部屋も貸し出して家賃・光熱費タダ、税金2年間免除。お金持ってるし、周りの大人は田舎だから珍しい金髪さんたちに目の色変えて親切にして甘やかす。一番逆差別だと思うのは、日本人の英語指導助手に対する報酬が奴等の1/5だということ。つまり、非常勤の身分で交通費さえもないし何の保障もない。何十年も子どもに英語を教えてきて、常に勉強もして、その世界の情勢にも目を配ってきて資格も持ってる人間に対して、そういう扱いをしている。(ま、これは余談なんですけど。)

奴等がいたらいたで子どもは楽しいかもしれないけど、はっきり言って100害あって1利なし。だって、奴等のおかげで子どもの英語能力が上がるということは間違いなく無いし(授業中、ゲームで遊ぶだけだもん)、税金を奴等に払ってるんだから、外貨を獲得できるわけでもない。もらった多額の報酬(税金)をうちの町に落とすこともせずに、よその観光地やアジアめぐりをするので、そっちにお金が流出している。うちの町に落とすとしても、それは税金だから、町の人にとってはある特定の人だけが税金還付ってことになるだけ。儲かるわけではない。

外貨獲得するには、金持ちの留学生を誘致することだ、と最近思ってる。(笑)

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