今年のNHK大河「いだてん」で、浜松のことが出てくる。
浜松から出た田畑政治という水泳連盟元会長で1964年の東京オリンピックの招致に尽力したすごい方が出てくるんですけど、その方を阿部サダヲさんが演じていて、ドラマの中で頑張って浜松の方言をしゃべってらっしゃる。それ聞いて、浜松の言葉って近くだけどうち(東三河)の方言と全然違うんだなぁーと思ってる次第で。
小さい頃、母の姉妹の子ども達(私のいとこ達)が近隣に住んでいるにも関わらず、言葉が違っていたのがとても気になったのを覚えている。 近隣の3つの町だったけど、それぞれ言葉が違う。あの町ではこう言うのか、こっちの町ではこんな風に言うのか、と。。。違和感だらけだった。
父方の従兄弟達は東京方面が多く、彼らが帰省してくると、これまたちょっと違和感が。。でも、東京の言葉って三河弁から言わせると、割と女性っぽいというか、男の子でも勢いがない感じがするのよね。
最近、うちの辺りの子どもでも、ちゃんと三河弁しゃべる子が少なくなってきている。この辺りではいろんなところから人が流入してきていて、それでかな、とも思うけど。ああ、三河弁の危機かぁ。。 あまりこの辺りの方言を誇りに思ってないのかもしれない。たまに光浦靖子さんが三河弁を差し込んできますけどね。(笑) 本人気づいてないと思うけど。
方言ついでに、私がよく『気持ちわる』と思ってることを。
日本語の方言(なまり)って、アクセント部門と言葉部門に分かれると思ってる。
たとえを一つ。
名古屋弁(岐阜弁でも?)では、『遅く(おそく)』のアクセントが共通語および三河弁からすると独特。(あ、名古屋及び岐阜の皆様失礼してます。。)<おそく>の<お>にアクセントが来る。字面だけ見るとこれが名古屋弁だとは思えないのだけど、アクセントを聞くと『あ、これ名古屋弁』とすぐにわかる。同じ愛知でも、名古屋弁と三河弁はアクセントを含めて全く違うんですよ。うちは関東寄りのアクセントを持ち合わせております。何しろ、徳川は三河出身よ。(^^)
で、それでですね、名古屋発信の天気予報担当の気象予報士のアナウンサーですよ、やってしまっているのは。ちゃんとアクセント辞典片手にしてほしいわぁ〜といつも思うのは、この『遅く』のアクセント。本人、それが共通語(標準語)だと思い込んでるみたいだけど、違うって、それっ!それが共通語だと思ってるんだったら、関東の人を前にして天気予報をやってみたらいい。気持ち悪がられるから。
言いたいのは、アナウンサーたるもの、どこの地方の番組でも、そういった情報発信の際に方言アクセントを持ち込まないでほしい、ってことですの。共通語の中にいきなり一言だけ名古屋アクセントなんて、とっても気持ち悪いのですよ。
あと、うちの母親の勘違い共通語。
三河弁で存在するの意味での『いる』は『おる』と言います。アクセントは <お> に有り。で、共通語の『いる』のアクセントは <る> に置かれていますよね。
それで、うちの母親はちょっとかっこつけたい時、『おる』を言わずに『いる』を言う。けれど、とてもかっこ悪いことに、アクセントは『おる』と同じ <い> に置いてしまっている。。。つまり、共通語の字面をそのままなぞってかっこつけているにも関わらず、アクセントを自分の方言のままにしているもんだから、聞いてる私はとても気持ち悪い思いをよくする。。本人全く気づいていませんが。
よく、英語はアクセントが大事と言われ、私も心して大事にしてきましたが、日本語はアクセントはどうでもいいように思われているみたいだ。でも、アクセントだってどの言語でも大事だと思うわ。日本人、自分の言語を大事にしてよ。