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7/01/2012

ほんのちょっぴりわかった気がした

先日、昔私が6年間小学校に通った道を一部だけど歩いてみた。懐かしい風景。懐かしい道。もううん十年も経ってるから、変わってしまった場所もあるし、未だにある家もあるし。

細い道から横切る幹線道路に出る場所があるんだけど、そこで右見て左見て横断歩道を渡って、その先にある橋を超えると、そこには田んぼしかない場所だったんです。のどかな場所。春には田植えがあってひきがえるがいて、だんだん穂が伸びて秋には刈り取られる、そんな場所。

で、この前細い道側からそこを眺めたら、唖然としてしまった。
あの私の好きな風景がない。
ここには緑色しかなかったはずだ。
けれどそこにあるのは公園や住宅その他の風景。ごちゃごちゃ立ち並び、見事に醜い風景になっていた。

特別大好きな場所ではなかったけれど、6年間毎日見た風景が心に焼き付いている私は、なんだかわからないけど悲しくなって大声で叫びたくなってしまった。

『あのきれいな風景を返して!!』



福島の人たちの気持ちが、ほんの、ほんのごくごく少しだけわかった気がした。
あのきれいな場所を返して、と言っても、元通りになることは皆無でしょう。(私の町の普通に開発された場所でさえそうなんだから。)

増え続けてもうすぐどうしようもないくらいになってきている核のゴミ処理や、古くもろくなった原子炉の行方や、他にもいっろいろ大問題がある原発。それをどうするのかうだうだ言って後回しにしてきた自民党政府や原子力ムラ。この先、原発を動かせば動かすほどゴミをどうするのかもうどうしようもないってわかっているのに、再稼働を強行的にやろうとする野田政権。(あんなに何万人も首相官邸に集まってやめろ!って言っているのに。)

私がなぜ原発が怖いと思うのか。
昔、茨城県東海村でJCOが起こした臨界事故というのがありましたよね。
その時、もろに放射能を浴びた作業員の人が数日後に亡くなったんですけど、その頃新聞にその人の言葉が載っていたんです。

『私はこれからどうなってしまうんでしょうか。。』

この言葉がものすごく印象的で、今でも忘れません。
小さい頃NHKの少年ドラマシリーズというのがあって、大好きだったSFドラマの中で未来から来た人が未来に帰れなくなって、体がどんどん崩れていく(死んで行く)場面があったんですよ。それに似てる、と。違うかもしれないけど、その人が『私はどうなるんでしょう。』と言いながら死んで行った。その場面が怖かったから覚えてたんだけど、その場面そっくりのことが現実の人の上に起こってる、というのが怖くて怖くて。まるであのドラマじゃない!と。

あの事故の様子を今改めて読んでみると、本当に怖いですよ。
http://2.ldblog.jp/archives/1038923.html

2ちゃんねるってとこがちょっと・・・だけど。
なぜその方が亡くなっていったのか、詳しく書いてくれてる人がいます。
体は崩れていって苦しいのに頭だけははっきりしていて、生き地獄の中のたうち回って亡くなっていったそうです。。(怖いでしょ。)

これから先、日本には希望はないんでしょうか。
あんな政権、政府しかないなんて。